グローバル化時代のコミュニケーションに共通言語は必須。
英語の習得はこれからの若者には必須でしょう。
しかし、それはネイテイブの英語である必要はない。
グローバルコミュニケーションをとる相手のほとんどはネイテイブでないから。
だから、ネイテイブ並みに英語を鍛えるのは時間の無駄。
2000程度の単語と単純な文型(第一文型から第三文型でほとんど可)、そして自分の仕事に係る専門用語をマスターすればグローバルコミュニケーションに問題はない。
文法の間違いなど気にすることはない。
日本人も外国人も大多数のヒトはネイテイブでないから互いに寛容になれる。
契約書を作成するのでなければ、(一時的な)相互理解のズレの許容範囲はかなり広い(専門的なことではシンプルに論理的に話せるので、数字を間違いさえしなければ相互理解のずれはまず起きない)。
ネイテイブ並みの英語は非ネイテイブには難しすぎて、グローバルコミュニケーションに使えない。 だから、グローバルコミュニケーションに使う場合、ネイテイブ(超少数派)も「英語もどき」の世界に降りてこざるを得ない(笑)。 それに表現や単語をシンプル、少数にすればするほど、意思疎通に間違いはなくなる。
我々に必要なのは「言語」でなくツール。 手旗信号のようなシンプルで誰でも使える意思疎通のツール。 それは英語でなく、「英語もどき」。
日本人は英語を「言語」ととらえ、ネイテイブのように正確に話そうとするから話せなくなる。 ネイテイブ英語は必要でないどころか意思疎通、グローバルコミュニケーションには逆効果。
英語に時間をかけるな。 我々に必要なのは「英語もどき」である。 その習得はまっさらからでも一年で事足りるはず。
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以上は、自分のつたない経験からの意見。 もう英語を使うことは一生涯ないでしょうけど。
(補足) 当然ながら「英語」で話すことより何を話すか、のほうが重要です。 いろいろな視点・角度からの突っ込みに対して、合目的的にシンプルな論理で話せることが重要。 これを鍛えるのにネットは良いツール。 そこでは立場も後腐れもなく自由に言い合えるから。