来週の日本株の展望(その2)

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

2013/11/17 - そら豆の株予報さんの株式ブログ。タイトル:「来週の日本株の展望(その2)」 本文:「アメリカの経済が力強く回復するまで金融緩和を継続」というのはFRBの基本方針としては、何ら変更はない。ましてや、公聴会前に声明文が発表になっていたからイエレン氏の公聴会自体にサプライズはない。なのに

株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.

来週の日本株の展望(その2)

「アメリカの経済が力強く回復するまで金融緩和を継続」
というのはFRBの基本方針としては、何ら変更はない。
ましてや、公聴会前に声明文が発表になっていたから
イエレン氏の公聴会自体にサプライズはない。

なのにNY株式市場が大きく反応したのは
16000ドルを前にした仕掛け的な動きが強いようにも感じる。

イエレン氏が今の米国株価はPER15倍でバブルではないと言及。
FEB首脳が資産株価にここまで踏み込んで発言することは珍しく、
金融緩和の継続や拡大などの思惑で先高感に拍車が掛かった。
かつJPモルガンも株価はまだ上昇ドレンドの途中とコメント。
これらを利用して一気に相場を踏み上げたのではないか。

もう日曜日なので今週の話になったけれど、
今週、市場の行き過ぎた金融緩和継続への期待は徐々に薄れ
量的緩和縮小は1月開始が濃厚になってくると思う。

ただ、重要な経済指標発表は水曜と木曜なので、
週の前半は堅調な推移が続くと思われる。
日本株とドル円は半年近い三角持合いと重要な節目の上放れ、
テクニカル的には上昇パワーが相当強いと見てとれる。
ここにきて、年内に高値更新か的な記事も見られるようになり
乗り遅れ組の参入で月曜はさらに売買が活発化。
需給悪化を見込んだ「空売り」組の踏み上げも期待できる。

ここで、曜日ごとの値動き予想をば。

11月18日(月)<日経↑>
         三中全会後の失望が、詳細発表で期待に変わり
                     上海株が大きく上げればなお強し。
11月19日(火)<日経→>水・木の指標発表前に早くもポジ調整が出る可能性。
11月20日(水)<日経↓>夜の指標発表前のさらなるポジ調整で上値重い。
11月21日(木)水曜夜の経済指標次第 
11月22日(金)木曜夜の経済指標次第

アメリカの経済指標以外に考慮すべき要素としては、
①当たり前すぎるけれども「ドル円の動き」
②またしても当然だけど「先物の動向」
1万6000ドル到達後の「ダウの値動き」 
④勢いよく上昇するようなら「上海株の動向」
⑤ドイツの経済指標「ZEW」「IFO」など

またしても長くなったので、戦術については(その3)で。

3件のコメントがあります
1~3件 / 全3件
おちゃちゃさん

イエレン氏のこのコメントで、底堅さは増したと思います。
万が一の事態に備え、伏線をはったのかもしれません。
>イエレン氏が今の米国株価はPER15倍でバブルではないと言及。
FEB首脳が資産株価にここまで踏み込んで発言することは珍しく、
金融緩和の継続や拡大などの思惑で先高感に拍車が掛かった。
かつJPモルガンも株価はまだ上昇ドレンドの途中とコメント。
 
NYがバブルだと騒がれて半年余り
最高値を更新する中、この発言はありがたいですね
調整しながらゆっくり上げて欲しいです
読んでるだけてワクワクします(笑)
そら豆の株予報さんのブログ一覧