製薬大手5社の平成25年9月中間連結決算が出そろい、全社が増収となったものの、海外での販売関連費や研究開発費が増加した影響などで、大塚ホールディングス(HD)を除く4社が営業減益となったそうです。
大塚HDは、米国で価格を引き上げた主力の統合失調症治療薬「エビリファイ」や、スポーツ飲料「ポカリスエット」など機能性飲料や食品の販売が国内外で拡大し、大幅な増収増益となったそうです。
武田薬品工業は、円安で海外の研究開発費や一般管理費などの負担が増えたほか、糖尿病治療剤「アクトス」の特許切れの影響が利益率を押し下げたそうです。
アステラス製薬は前立腺がん治療剤の新薬が好調だったものの、米国の販促費などが増加したそうです。
第一三共はインド子会社の販売不振、エーザイは海外企業との共同開発費の増加などが響き、それぞれ営業減益となったそうです。
製薬会社は儲かっているのかなと思っていたんですが、そうではないようですね。
4578:2,781円、 4502:4,735円、 4503:5,930円、 4568:1,889円、 4523:3,935円