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Vコマースの株価・ヤフー、楽天について考える。

ヤフー会長、ソフトバンクの孫正義社長が、「eコマース革命」を発信したのが、10月初旬。

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「Yahoo!ショッピング」のストア出店料(初期費用2万1000円、月額費用2万5000円)と売り上げロイヤルティ(売り上げの1.7~6.0%)は、完全無料化された。

その発表翌日から、アフィリエイトサービス最大級のVコマースの株価は1.5倍に急騰した。

(それから約1ヶ月経過し株価の推移を見ると、1330円~1660あたりでアップダウンし、先週の終値は、1576円だった。)

 

Yahooの国内最大のライバルが、

東北楽天ゴールデンイーグル、三木谷会長兼球団オーナー率いる、「楽天」である。

世界のショッピングモール№1は、アマゾンです。

 

楽天は出展無料化に対し、我関せずで静観の構えだそうです。

そうこうしているうちに、

日本シリーズ優勝77%還元セールで二重価格表示で販売する業者問題が発生。

これに対し、「便乗した勝手セール」で片づけようとしている楽天ですが、はたして消費者は納得するのでしょうか。

 

そもそも、ショッピングモールの出展にかかわる「成果報酬型広告 アフィリエイトサービス」とは。

Webサイトやメールマガジンに企業サイト等へのリンクを貼り、ユーザがそこを経由して商品を購入したりすると、Webサイトやメールマガジンの管理者に報酬が支払われるというシステムのことです。

 

楽天は日本最大級のショッピングモールを管理運営している。よって、今回の77%還元セールでの苦情は、真摯に受け止め誠実な対応を迫られるべきでしょう。

Yahooは今回セールを主導していませんから責任も何も有りません。

又、10月からは出展料もロイヤリティーも受け取らないようなので、今後も全ての責任は出展者となるでしょう。

このことからわかるように、Yahooと楽天では対象出展者のサービスターゲットが微妙に違いそうです。

 

ともあれ、Vコマースのアフィリエイトサービスはどちらのショップでも有効でしょうが、

楽天の場合、ロイヤリティーと成功報酬の2重に経費がかかりそうなので、Yahooショッピングに流れるバイヤーが増えるのは時間の問題と捉えています。

 

そもそも、Googleなどの検索エンジンは、日本上陸当初から広告掲載は無料で、1クリック価格の設定を同業他社との競争で決定する、独自の広告方式で現在に至っています。

地味な媒体ですが、全て出展者責任方式なので、経費も低く長期間の掲載が可能です。

 

Yahooは実は、Google方式を目指しているのでしょうか。

すると、1クリック単価方式を進化させた、アフィリエイトに軸足を置き、世界に羽ばたくことが出来るかどうか注目ですね。

 

ご参考にVコマースの株価推移 月足。

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