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1万1200円とうたったキャビアの仕入れは840円 近鉄旅館

1万1200円のキャビアとうたっていたキャビアの偽物の仕入れは840円だった

しかしながら料理の価格は本物のキャビアをベースにしていたとか

近鉄旅館システムズが行ったこの行為

これに対する言い訳が、

 

「(現場に)そこまでの悪意があったとは思えない。(メニューの)見栄えを良くするためだった」

 

ってなによ?

 

どっからどうみても騙す気満々だったでしょ

 

もはや偽装でも何でもなく単なる詐欺行為じゃないの?

 

こんな言い訳がまかり通るようでは、この先も同様の詐欺行為は後を絶たないんじゃないでしょうかね。

正直な日本人の気質はどこへ行ったんでしょうかね。

嘆かわしい限りです。

 

今まで安いことが美徳だと散々煽ってきたマスゴミの功罪は大きすぎる。

 

 

 

 

料理の価格は本物をベース…近鉄旅館システムズ

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20131108-OYT1T00662.htm

 

 社長の辞任表明に発展した近鉄旅館システムズが運営する施設のメニュー虚偽表示問題で、食材の産地や品種の偽装が判明した5施設の23品目のうち、同社が明らかにした8品目(4施設)の実際の仕入れ値は、多くが、メニュー通りだった場合の3割程度だったことがわかった。

 1割以下の価格のものもあった。近鉄旅館システムズは、経費節減のための組織的な偽装を否定しているが、読売新聞の取材に対し「料理の価格は、本物をベースに決めていた」と認めた。

 チョウザメの卵「キャビア」の偽装が明らかになった料亭・百楽荘(奈良市)。会席料理の一品として提供したのは、ダンゴウオ科の「ランプフィッシュ」の卵を黒く着色した模造品だった。過去に仕入れた実績のあるキャビアは100グラム1万1200円。世界三大珍味とされる高級食材だが、その1割にも満たない840円で仕入れていた。

 旅館・奈良万葉若草の宿三笠(奈良市)は、奈良県特産の地鶏「大和肉鶏」や、「三輪素麺(みわそうめん)」などを偽装。修学旅行生らに「奈良らしいものを出したい」と考えたためという。

 1キロ・グラムあたり3300円の大和肉鶏の代わりに、1000円程度のブラジル産鶏肉を使用。県南部・吉野地方で作られ、1キロ4000~5000円する吉野葛を使っているとした餅には、1200円の県内産の別の葛を使っていた。

 近鉄旅館システムズの北田宣之社長(59)は、6日の記者会見で「コスト削減のためでは」と報道陣に問われ、「(現場に)そこまでの悪意があったとは思えない。(メニューの)見栄えを良くするためだった」と否定。しかし、同社の担当者はその後の取材に対し、「料理の価格は、本物を使うことを想定して決める」と答えた。

(2013年11月8日17時59分  読売新聞)

 

 

 

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