ゆきママさんのブログ
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今日からFOMCでドル円はこう着状態。今後のポイント解説
いよいよ今日からFOMC(連邦公開市場委員会)が開催されます。展望や予想などについての特集記事は明日アップする予定ですが、簡単に現状についておさらいしておこうと思います。
まず、現状の見通しとしては、今回のFOMCでの金融政策の変更は見込まれていません(´・ω・`) これについてはすでに分かりきっていることですが、そのこともあってか週明けからドル・円の値動きはほとんどありません。
変更がないと見込まれる理由については、1つはご存知のとおり10月は16日間にわたって、アメリカの一部政府機関の閉鎖(シャットダウン)がありました。特に公共系のサービスを担う産業はこれによって当然大きなダメージを受けるわけですから、これによる経済への影響というのを見極めない限り、緩和縮小には踏み切れないでしょう(ヾノ・∀・`)ムリムリ
そしてもう1つは、ここ最近のアメリカの経済指標が予想以上に弱い結果となっています。(米)9月雇用統計は、シャットダウンの影響を受けていないのにも関わらず、雇用者数は予想を大きく下回る結果となっています。また、その他の指標も決して良い状態とは言えず、ほとんどが予想よりも悪化しています。
この2点から考えると、やはりQE(量的緩和)縮小開始というのはほぼ無いというのが大筋の見方です。もちろんサプライズとなれば面白いのですが、慎重なバーナンキの性格を考えると、まずありえないでしょう(ヾノ・∀・`)ナイナイ
というわけで、今回は金融政策そのものについての注目度は低いですね。だって結果そのものはわかりきってるわけですし・・・。
じゃあ何が注目かというと、やはりここは現在のアメリカ経済に対するFRBの認識といった点や、下振れが懸念される中でのメンバーの姿勢についてどのような変化があるのかといった点でしょう。
特にタカ派(金融緩和縮小派)のメンバーは、これまで年内のQE縮小開始というスタンスをとってきましたが、最近の動向を受けてそれがどうかわるかといった点です。タカ派メンバーが年内のテーパリング(緩和縮小開始)を諦めるようであれば、わずかに残された年内緩和縮小という可能性も消えてしまうことになるので、そうなってくるとドル売りに傾く場面も出てきそうです。
ですので今回は結果がどうこうというよりも、今後の見通しを探っていくといった展開になりそうです。それに合わせて相場も動いていくことになりますので、もちろん注目はしておきたいのですが、かなり不透明な状態なので予断なく見ていく必要がありそうですね(b´∀`)ネッ!
詳しくは明日また記事にしていきますので、どうぞよろしくお願いします(*´ω`*)
そしてここからはいつものように昨日今日のドル・円相場について振り返っていきましょう!昨日の海外市場は、1ドル=97.50~97.70円台の小幅な値動きに止まりました。欧州市場では、アジア株全体がしっかりとした雰囲気を引き継ぐ形で、欧州株も堅調な値動きとなり、それに合わせてドル・円も高値圏まで上昇しましたが、97.70円ラインを抜けきれず、その後はモミ合いに終始しました。
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