一般用医薬品(大衆薬)のインターネット販売の価格が下がっているようです。
実質解禁となった1月の最高裁判決を受け、中小の薬局や大手小売りなどが参入し、売れ筋の解熱鎮痛薬「ロキソニンS」はネットの最安値がドラッグストア店頭より2割強安いそうです。
政府の調整が難航するなか、大衆薬のネット販売は消費者に浸透しつつあるようです。
下げ幅が大きいのは副作用リスクの高い第1類医薬品。価格比較サイト「価格・com」の最安値は21日時点でロキソニンS(12錠)が520円(ドラッグストア店頭680円)、胃腸薬「ガスター10(12錠)」が1131円(同1659円)だったそうです。
店頭の値引き販売が常態化している第2類もネットの最安値が1~2割安い商品が多いようです。
ネットの価格引き下げをけん引しているのは家電量販大手のビックカメラで、すでに第2類などは店頭より1~3割安く設定しており、近く第1類の取り扱いも始めるそうです。
アマゾンジャパンやアスクルなどネット通販大手の参入も拍車をかけ、「当日配送」などサービスで優位に立つアマゾンなどに対抗するため、中小薬局が値下げに動く公算は大きいようです。
一消費者としては薬の値段が下がってくれるのはありがたいんですけどね...
3048:47,500円、 2678:2,592円、 2371:2,202円