ゆきママさんのブログ
ジブリの呪いが発動!雇用統計まとめ((ノ)゚Д゚(ヽ))
■21:30 (米)8月雇用統計(雇用者数・失業率)
・非農業部門雇用者数
【予想】+18.0万人
【結果】+16.9万人
・失業率
【予想】7.4%
【結果】7.3%
・農業部門雇用者数
【予想】+18.0万人
【結果】+15.2万人
まさかまさかの事前予想値を下回る結果となりました。直前には+20.0万人に迫るのではないかとの強気な予想もありましたが、蓋を開けてみればご覧のとおりイマイチな中身でした。
ちなみにこれで2010年以降、雇用統計に『ジブリの日』が重なったのは11回で、そのうち10回が予想を下回り、91%という驚異的な数字をたたき出しています・・・コワ━━。゚(゚ノД`lll゚)゚。━━イ…
極端に悪い結果ではありませんが、期待外れ感は否めず、市場はドル売りで反応しました。発表直後に1円幅での下落となり、やや反発しましたが再び下押し。ただ、その後は買い戻す動きも出て、最終的には99円台で取引を終えています。
今回の発表では、非農業部門雇用者数が予想を下回ったことはもちろん、6月・7月分も大きく下方修正(2月合計で7.4万人)されたことも大きかったでしょう。
失業率は低下を見せたものの、数字上改善した理由は、1978年8月以来の低水準となった労働参加率の減少が要因と見られ、ポジティブな材料となりませんてした。
弱いというほどではありませんが、やはり冴えないというほかないですね(´・ω・`)イマイチ… これらの結果を受けて市場では9月のQE(量的緩和)縮小期待が後退し、ドルを売る動きとなりましたが、この結果にも関わらず多くのエコノミストらは9月にQEを縮小開始するとの見方を堅持していますΣ(°Д°υ)エッ!!