後援者はみんかぶでも大明神として、いろんな意味でとても有名な方です。
そう、武者さんです。
相場予想では、見事なまでに外してくれることが多く(というかほとんど外れ)、大変貴重です。
私も20年ぶりの大相場が来る!という武者レポートが出てすぐ、手仕舞いしたら翌週から暴落ということがありました。まさに守護神です。
私としては、絶対に相場を当てる人の講演を聞くより、外す人の講演を聞くほうがよっぽどためになります。
気になる今後の相場予想ですが、秋相場は上昇基調となり、年末には日経平均1万6千円、来春は2万円越え、そして今後は市場最高値4万円超えも狙えるとのことでした...
そう言うんじゃないかと心配していましたが、あ~っ、言っちゃった...みたいな感じでした。
その理由はいろいろ話されていましたが、米国QE3縮小は問題ない、米国の企業利益は史上最高になっているから。企業利益が増えたのは、IT技術の進歩によって個人でも仕事ができるようになり、組織から個人への大きな産業構造の転換があるからだそうです。
う~ん、因果と相関という観点から考えても、論理に無理があるような気がしてしまいます。
ただ、周りの反応を見ていて感じたのは、武者さんは投資初心者が言ってほしいことを敏感に感じ取って、まるほどと思わせる技術が超一流だということです。
株初心者ならば、これから上昇相場が間違いなく来ると、もっともらしい理由をつけて話してほしいですよね。
これなら相場を外すのも納得です。
そして初心者の期待を正確に代弁してくれる存在は、とても貴重で、これからも注目して行かなければならないな、と感じました。
とりあえず来週から順次、手仕舞いの準備を進めてゆこうと思います。