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今度こそ底打ち?

週末23日の日経平均は13660.55(+295.38)と窓を開けて上昇。日足では基準線、雲の下で転換線13644にわずかに届いていない水準だが、週足では基準線13598を守り抜いた。なんとか中期のトレンドを維持している状況だが、かろうじてというところで、まだ週足のMACDも上向きにはなっていない。


しかしドル円の方は、98.68と、日足では基準線98.17の上を抜け、薄い雲の下限98.79の手前まで来ており、MACDも上昇。週足でも基準線98.13転換線98.64を抜け、三角持合を上に抜けてきた形となっている。


ダウは15010.51(+46.77)と日足はまだ基準線、転換線、雲の下だが底打ちの印象で、週足では基準線を維持しており、中期の上昇基調は維持されている。アメリカの10年もの国債の金利はやや頭を打っている感があるものの5月以来の上昇基調は続いており、2.8-3%の水準を保っている。


アメリカの自動車販売、小売、失業率もじりじりと改善傾向を続けており、金利も上昇、ドル円も日米金利差拡大に反応して、円安に動きつつある印象だ。一方で量的緩和縮小によるリスクマネーの全体的な縮小が続いており、米景気の回復→金利差拡大→円安→輸出企業の業績回復というシナリオで買い上げるというところまではまだきていない、というところだろうか。しかし量的緩和縮小は既定路線なので、かなり織り込まれているはずであり、徐々に足元を固めて底打ち反転に向かうことが期待される。


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