ももいろクローバーZが、日本が太平洋戦争で戦った相手は「韓国」と回答したと、日経新聞の社説記事。
なんか世も末だな。
ゆとり教育の弊害ここに極まれりってとこなのか、それともただの勉強していないおばかさんなのか。
この子たち、先にこんなこと言ってる。
「日本でも、韓国にいいイメージを持たない人がいるのと同じで、韓国には韓国の言い分があるじゃん。それが喧嘩のきっかけになっちゃうんだったら、もっとちゃんと韓国の言い分も知りたい。歴史のこととか」
歴史もちゃんと把握していないのに、韓国の歴史を知りたいとかこれいかにって感じで、半ばあきれてくる。
実際は相手の捏造ばかりの言い分を黙って聞きすぎてしまっていて、相手を調子つかせてしまって、今日のおかしな関係があるだけなんだけどね。
ネットで反日アイドルと揶揄されても文句が言えませんね。
春秋
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO58633650Y3A810C1MM8000/
「ももいろクローバーZ」、通称ももクロ。NHK紅白歌合戦にも出場した人気アイドルグループだ。同時に、5人のメンバーは今の日本を生きる17歳から20歳の少女でもある。現役高校生を含む彼女らは、先の戦争をどう理解しているか。若手社会学者が試験をした。
▼戦った相手は「韓国」、終戦の年は1038年と珍回答が相次いだ。しかし試験後の座談会(古市憲寿「誰も戦争を教えてくれなかった」所収)を読むと、学校に問題が多いと分かる。縄文弥生は詳しく、中世から急ぎ始め、現代史はプリントを配り終了。そんな授業を小中高と3回繰り返す。彼女らも古代史には詳しい。
▼試験前に年号を覚え、終われば忘れる。戦争も条約も、名前に覚えはあっても順番はあいまいになる。「歴史(の授業)で習うと日本のことじゃないような気がして」。正直、なかなか的確な感想だと思う。いま私たちが生きるこの社会と、歴史上の出来事は、どう関係しているのか。先生はきちんと教えているだろうか。
▼座談会でメンバーの1人が、「子供のころ戦争があった」という祖父の言葉を思い出し、今との距離をつかむ。そうした体験を語る人も、時と共に減る。今の日本の原点となる記憶をどう伝えるか。工夫を怠れば、全く無関心か、アクション映画やゲームを見て勇ましさだけで戦争をとらえるか、そんな向きが増えていく。