他人の痛みが分かるには自分に余裕がないと無理。
そうでないと他人に思いやりを示せない。
高齢になると、体が壊れ、それとともに精神も壊れていく。 他人に思いやりどころではなくなっていく。
さらに子供は離れ、老いた二人家族になっていき、精神の壊れは一層ひどくなっていく(老々介護ってかなりむごい状況ですよ)。
体力に余裕ある若い人は、高齢者に対し、そこまで推察する思いやりが必要かもしれない(特に医療や介護に携わる人間は、そうした気回しが必須です、、が)
昔の高齢者は体力が衰える前にぽっくり逝ったから、変な人はいなかった。
今は食べ物がいいし、冷暖房も完備してるから、体力がかなり衰えても生きながらえる。
がんにもかからず生きながらえれば、何らかの認知症状態、精神の壊れは免れない。
今は若い自分たちも将来はそうなる。
そうなる可能性は今の高齢者よりずっと高い。
精神が壊れた高齢者が不幸になる社会を作りますか?
それは自分たちに『倍返し』で跳ね返ってきますね。