パナソニックが東京製鉄と協力し、使用済みの家電製品から回収した鉄の再利用を始めたそうです。
国内の電機業界としては初の試みで、資源を有効活用するとともに、価格変動が大きい鉄を安定調達するようです。
パナソニックと東京製鉄は、回収した鉄から銅や亜鉛などの不純物を取り除き、家電などに使う鋼板に加工する技術を確立したそうです。
薄さや加工性で高い品質が求められる電子機器向けの薄板としても再利用できるそうです。
今年7月から、子会社のパナホームが住宅の天井材などに鋼材を使い始め、早ければ今年度中に、洗濯機や照明器具などの家電製品で再利用するそうです。
パナソニックは2012年度、全国で冷蔵庫や洗濯機などの家電から約5万2千トンの鉄を回収しており、鉄の再利用は月間約50トンから始め、2013年度中に約100トンまで増やすとのことです。
コスト面でどうなっているのかはわかりませんが、良い取組みではありますね。
6752:858円、 5423:543円