本日の東商金夜間取引は、ここ数日の各地区連銀総裁の量的緩和の縮小に着手する時期に関する発言から売り圧力も強く、緩和縮小の日程に関してある程度の明確性が得られるまでは、神経質な動きとなり上値の重たい展開が続くと思われる。戻りは売りが有効なのか？本日は、（17：00）ユーロ圏ＥＣＢ月例報告、（21：30）米新規失業保険申請件数の発表に注目する。
夜間取引レンジ 3,949円～4,059円
池末
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8日の東商金日中取引は、ＮＹ金相場が米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が量的金融緩和を見直す時期を巡る思惑が交錯する中で、この日に発表されたドイツの堅調な鉱工業生産指数を受け、ユーロ買い・ドル売りが進んだ事を背景に8日ぶりに反発したものの、為替市場での円高進行が圧迫材料となり、中心限月6月限は前日比14円安の3992円で始まった。その後は、為替相場が、この日に発表された中国や豪州の経済指標に加えて、日銀の金融政策決定に一喜一憂する中で、ＮＹ金時間外取引の上伸を眺めプラス圏へと浮上し、一時は前日比29高の4,035円まで買われる場面もあったが、結局は前日比3円安の4,003円で取引を終えた。
本日の東商金夜間取引は、ここ数日の各地区連銀総裁の量的緩和の縮小に着手する時期に関する発言から売り圧力も強く、緩和縮小の日程に関してある程度の明確性が得られるまでは、神経質な動きとなり上値の重たい展開が続くと思われる。戻りは売りが有効なのか？本日は、（17：00）ユーロ圏ＥＣＢ月例報告、（21：30）米新規失業保険申請件数の発表に注目する。
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#本日の夜間立会見通し
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