今を生きる（５） ８月６日(火）１３時０５分

[堅実さん]

　　

　そして、また、ラジオの通信制高校と夜間高校の生徒の考えを思い出す。はっきりしていることは、幼少のころから大変な苦労を味わい、その中から、必死で、これからを生きていこうということである。この真剣に生きようとしていることだけは、はっきりしている。だからこのことを考えてみたのである。

 

そしてこれは、個人の個々の生き方である。幾つもあるだろう。そして個人と社会との係わりでもある。そして社会をどう考えるかでもある。

 

今日は８月６日。広島に原爆投下の日である。安らかな社会を願うのは、疲れた人が求めることなのだろう。しかし、世界は争いと、戦争が終わっていない。エジプトの混乱、領土問題など。この争いは、今後、人類が生き残ってゆく限り終わらないであろう。

 

それにこの日本でも、ラジオの発表者が経験している「いじめ」問題など、考えなければならないことがある。真剣とまではいかないにしても、あまり浮ついた生活は、やはり止めることが、後々、良い結果が出ると思うが。