映画ずきのしんちゃんさんのブログ
中期の正念場
29日の日経平均は13661.13(-468.85)という大きな下げとなった。日足では横ばいの基準線13827を下抜け、雲の下限13589の上でとまったが、MACDもシグナルとゼロラインを下抜けており、調整局面にはいっている。雲の下限で下げ止まるかどうかが注目である。ただし週足は雲の上、下向きの転換線13684をわずかにきったところで上昇する基準線13494の上、MACDは頭を打ってきているがシグナルは上昇している。中期的には、まだ崩れていない状況で、転換線が下向きでそれにそって下げてきている形ではあるが、基準線を切ってくると中期的トレンドに赤信号がともることになるが、もちこたえられるかどうか。
為替のほうは、97.88と円高方向で、チャートは株よちもさらに苦しく、転換線、基準線、雲の上限も下抜けて雲の中を下降している。ただ週足では転換線97.64の上でとまっており、基準線97.22の上にあり、中期的な円安トレンドはぎりぎり崩れてはいないが、基準線をした抜けると厳しくなる。
参院選が終わって材料で尽くしということであろうか、アメノミクスへの期待も一段落ということなのか、株も為替もいまや中期的なトレンドが維持できるかどうか、正念場といっていい水準にある。しかしアメリカの雇用拡大は続いているといわれており、中期的なトレンドは維持することが期待されるが、企業業績がきちんとでてこないと低迷するかもしれない。