第149回の芥川賞と直木賞の選考会が17日夜、東京で開かれ、芥川賞に藤野可織さんの
「爪と目」が選ばれました。
直木賞には、桜木紫乃さんの連作短編集「ホテルローヤル」が選ばれました。
芥川賞の受賞が決まった藤野可織さんは、京都市出身の33歳。
同志社大学の大学院を修了後、平成18年に「いやしい鳥」で文芸雑誌の新人賞を受賞して
デビューしました。
今回、芥川賞は2度目の候補で受賞となりました。
受賞作の「爪と目」は、不倫のすえに、男性の連れ子の娘と一緒に3人で暮らすことなった、
若い女性について描いた作品です。
女性と連れ子の複雑でいびつな関係が、連れ子の視点から繊細に描かれています。
直木賞の受賞が決まった桜木紫乃さんは、北海道釧路市出身の48歳。
高校を卒業して勤務した裁判所を結婚を機に退職し、30歳を過ぎて執筆活動を始めて、
平成14年に「雪虫」でデビューしました。
桜木さんは、生まれ育った北海道を舞台に男女の情愛を描いた作品が多く、直木賞は
2度目の候補で受賞となりました。
受賞作の「ホテルローヤル」は、北国のうらさびしいホテルを舞台にした7つの短編小説
からなる作品です。
ホテルができたときから廃墟になるまで一話ごとに時間をさかのぼりながら、この場所を
行き交ったさまざまな事情を抱える男女の人間模様を丁寧に描いています。
07月17日 19時09分
> 受賞作の「ホテルローヤル」は、北国のうらさびしいホテルを舞台にした7つの
短編小説 からなる作品です。
でぇ~ 桜木さんの 実家の ラブホテルがぁ 舞台なんですねぇ~
でも? そのまま 実名のぉ “ ホテル ローヤル ” じゃ なくてぇ~ 私ならぁ ・・・
架空の名前にしてぇ~ “ ホテル ヨーヤル ” って つけますがぁ~~ 繁盛しそう?