こんにちは。
本日の東京市場は昨晩のシカゴ日経平均先物終値13,395円にさや寄せする形よりも前日の東証終値13,213.55円から大幅上昇で始まりました。
本日は昨日の大幅な上昇に加えて欧米などで株価が上昇したせいか、香港や上海の市場が開いた後に下落に転じる恐怖心がなくなった模様で、9時台から大きな下落もなく何度かの買い仕掛けと見られる先物での出来高増加のたびに上昇しています。
10:00頃に先物の出来高が朝の寄付きよりも急増したタイミングで株価の上昇を意味する赤の線の直ぐ直後に青の線が並んでいることから判るように、この時間帯には売り方と買い方の両方の仕掛け的な売買が交錯した模様で、それ以降は11:00頃まで一進一退を繰り返してほぼ横ばいの状況が続きました。
この時間帯はシカゴグローベックスのダウ平均先物などがほぼ横ばいとなっていて、かつ香港や上海などの中国株式市場の様子見でお互いに動きにくかったものと推測されます。
その後香港市場などが上昇し始めたことを確認したからか、11:00過ぎから2度ほど買い仕掛けと見られる先物の出来高増加と共に価格が急上昇しています。
この11:00(シカゴ時間21:00)過ぎの時間帯には実はシカゴグローベックスのダウ平均先物も中国株式市場の上昇の影響からか急激に上昇しており、このことも世界的な株価上昇を想起させて買い方の強気を支援しているものと推測されます。
また、ドル円相場も10:50頃からシカゴグローベックスの先物へ何度か円売りドル買い的な出来高増加と共に急激に円安ドル高となって99円弱まで一時上昇したことも11:00以降の日経平均急上昇を支援したようです。
この様に本日の前場も昨日と同様に中国株式市場もシカゴグローベックスの先物も日経平均の上昇を支援する材料を提供する形となっており、これらの点からも本日も昨日同様に大幅続伸して終わることが出来るものと思われます。