売り仕掛けによる急落するも前日同時間比でプラスを維持

[Abe_Reiji-2013さん]

     

こんにちは。

 

今日の前場の動きを見ていると、底値は見えてきたようだ…という昨日の判断自体は変更せずに済みそうです。

 

現時点では前日比でマイナスと表示されていますが、これはあくまで前日終値比のマイナスであって、前日の同時間対比では上昇しています。

 

また、ドル円相場も前日同時間対比では円安ドル高に成っていますので、こちらも株価の下支えになっていると思われます。

 

しかし、9時代前半は買い方の仕掛けと推測される出来高の増加を伴った上昇が見られますが、その後おおむね9:45頃までは売り方の仕掛けで下落した後、特に大きな仕掛けらしいものもないまま13,100円まで値を戻しています。

 

その後も10:40位までは買い方と売り方の双方が交互に仕掛けてV字型に上下を繰り返しながらほぼ同水準を保っており、前日比でもプラスを維持していますから、比較的買い方有利の相場展開に見えます。

 

ところが、10:40過ぎくらいから複数回の売り仕掛けと見られる出来高の増加と共に平均株価は急落していますが、この時間帯は単に株価先物だけでなく、為替相場でも円高ドル安の動きが強まっており、為替と先物の合せ業で急落が作り出されていることがわかります。

 

そうした仕掛けにもかかわらず、前場の引けの時点でも前日同時間比でプラスを維持していますから、買い方が特に弱気となっているとは見られず、底堅い相場展開と云って良いのではないでしょうか。

 

最終的に本日の終値が前日比でマイナスなったとしても大幅なものとならなければ、慌てる必要はなさそうに思えます。