こんにちは。
今日の東京市場の前場を確認してみたいと思います。
まずは日経平均を確認します。
朝の寄り付きの価格は13,100円を少し超えたくらいと、シカゴ日経平均の終値が12,980円より120円以上高く始まっています。
ということは、朝の寄り付きにおいて特に大きな投売りが見られなかった…と言えるのではないでしょうか。
そこからまずはシカゴ日経平均の終値にさや寄せするいつものパターンに向けて仕掛け的な売りと見られる出来高が大きくなりながら急速に値を下げ、9:06に12,994.08円という前場の最安値をつけています。
その後は日経平均先物のラージとミニの出来高が増えたタイミングでは上昇しているケースが多いため、仕掛け的な買いが何度も入っていると見られます。
前場の引けの直前には日経平均先物のラージとミニの出来高が増えて13,000円を明確に超えていますから、引けの価格を高めようと仕掛け的な買いが入っていると推測されます。
ところがその先物価格に日経平均は追随しきれずに引けの1分前の11:29に13,100円の少し手前の13,098.33円をつけたところから急落し、13,072.61円で終えています。
折角の仕掛け的な買いで買いあがったものがあっさりと引けで売り込まれて買い方が目標としたであろう13,100円の水準を下回って終えています。
こうした引けに於ける急落はTOPIXでも見られるので、次はTOPIXを見てみようと思います。