迷う。

[蛙さん]

米国雇用統計を受けて、ＮＹ市場は１％超の上げで引けた。

「資産買い入れ額の縮小がそろそろ始まるであろう。」との思惑が、ここ数日のＮＹ市場の重しになっていたと考えて間違いはないでしょう。

雇用統計は予想より良かったものの、「資産買い入れ額の縮小を行うにはまだ早すぎる。」との判断が目先の重さを和らげた形。

それは、出口戦略に対する市場の反応が、少なくともて肯定的ではない事を裏付けた。
この重しは、無くなったのではなく先延ばしにされただけである為、今後意識され続けるでしょう。


さて、その状況が日本市場にどの様に還ってくるのか。この度の下落がＶ字回復しアベノミクス万歳相場が継続なのか否か、１３０００円～１６０００円間のボックスになるのか、はたまたさらに下を試すのか？私たちの関心はここに収束されます。

個人の予想としては、単純な押し目と考えるには無理があるように思います。理由は、以前の様な買いエネルギーを発揮するには、買い方の資産もマインドも傷つき過ぎたと感じているからです。為替についても、そう何度も大きく行って来いを繰り返すようではそれこそ市場の不安を煽りますしそれほど動く材料もありません。恐らく、じりじりが続くでしょう。


目先、良い材料が沢山出ない限り、少し戻して横横かもう少し下かな？