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市場関係者に聞く…は正しいのか!?

今日の様に暴落という水準の下落が株式市場に起きると、必ず日経などに掲載されるのが「市場関係者に聞く」シリーズの記事である。

 

今回は僅か2営業日後に生じているので日経新聞の5月30日と今日のを見比べてみたい。

 

5月30日に737円43銭(5.15%)安の1万3589円03銭となったとき。

①野間口毅・大和証券株式ストラテジスト

1万3500円付近まで下落したことで過熱感は後退した。値幅調整はほぼ一巡したと言えそうだ。

つまり1万3500円なのかな…

 

②窪田朋一郎・松井証券シニアマーケットアナリスト

テクニカル分析では13週移動平均(1万3441円、30日時点)にも達しておらず、ひとまずはこの水準に接近するまでは調整が続きそうだ。

つまり1万3441円らしい。

 

③瀬下哲雄・セゾン投信ポートフォリオマネージャー

異次元緩和の導入前の水準である1万2000円台まで調整する可能性もある。

正確な水準は不明だが、1万3000円割れということかな。

 

④須田恭通・水戸証券投資情報部長

日経平均株価はチャート分析上、4月5日の終値は1万2833円で、この水準まで下落する可能性も考えている。

 

今日の512円72銭安の1万3261円82銭を受けたもの。

①馬渕治好・ブーケ・ド・フルーレット代表

金融緩和期待の相場は、日銀が4月4日に異次元の金融緩和策を発表してから1週間程度で終わっていたとみている。

⇒日経平均の下値メドは緩和策発表直後の水準である1万3000円程度

 

②阪上亮太・SMBC日興証券チーフ株式ストラテジスト

海外株安と円相場の上昇で日本株には支えがないため、短期筋の先物売りが主導して下げやすい。

今週末発表の5月の雇用統計についても結果が良好でも株式相場にはマイナスの影響を与える可能性がある。
一方、日経平均株価の調整は進んでおり、下げ止まっても良い水準にあるとみている。
参院選で安倍晋三政権が安定政権を確立することができれば、買いを入れようと待ち構えている海外勢は多いだろう。
⇒下げ止まっても良い水準…言いながら、

「日本株には支えがないため…下げやすい。」

「参院選で安倍晋三政権が安定政権を確立することができれば」

あれれ…下げるリスクの説明の方が多い!?

 

③鈴木誠一・東海東京証券マーケットアナリスト

国内機関投資家が利益確保のため、保有株の売却に動いた可能性が考えられる。

⇒「目前に迫る日経平均の「1万3000円」は大きなメド」としているが、

「黒田東彦日銀総裁が異次元の金融緩和を決めた4月4日の終値(1万2634円)にも近い。」とも言っており、1万3000円ではなく1万2634円なのかも…

 

こうやって見てみると、1万3000円程度という言い方はあっても、1万3000円われはないとは誰も言っていないようだ。

 

そして、下値メドを異次元の金融緩和辺りに見る向きが多いようだ。

 

ということはあと1000円弱くらいは調整余地があるのかな…

 

底を打つタイミングと水準を慎重に見極めることが必要なようです。

 

 

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