日経平均の暴落要因は為替にあらず

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2013/05/30 - Abe_Reiji-2013さんの株式ブログ。タイトル:「日経平均の暴落要因は為替にあらず」 本文:今日の日経平均の暴落要因は為替相場の変化と結び付けられやすいが、トヨタ・マツダ・日産という輸出銘柄の中核が日経平均より小幅な下げになっていることから、あまり関係ないと見る。

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日経平均の暴落要因は為替にあらず

Abe_Reiji-2013さん

今日の日経平均の暴落要因は為替相場の変化と結び付けられやすいが、トヨタ・マツダ・日産という輸出銘柄の中核が日経平均より小幅な下げになっていることから、あまり関係ないと見る。

 

日経平均の下落への寄与がトップのファーストリテイリングが約167円となっており、日経平均の直近最後の大幅上昇の時に輸出銘柄の中核をはるかに上回って上昇したのが、ここへ来て逆転している形といえる。

 

つまり、今日の暴落は典型的な先物を扱う機関投資家による相場の変化率を広げることによる利ざや稼ぎと思われる。

 

これに伴う追証の発生や、個人投資家の相場への懐疑心が大き過ぎなければ、しばらくすれば相場が落ち着くと見ます。

 

また、今日の下落の中心となった業種として不動産があるが、これは相場上昇期待の剥落に住宅ローンや国債金利の上昇が影響しており、物件価格上昇期待による資産増加、マンション販売増加、低金利を前提とした収益増加といった好循環期待が剥落したことが要因と見ます。

 

今回のアベノミクス期待による地価上昇はリーマンショック前やバブル期の反省から、恐らく物件や地区を選ぶものとなると想定しており、一等地に大きな優良物件を割安に確保した企業は更なる収益増が期待可能と見ます。

 

こうした観点から、今後不動産業者の株価は二極化が進むと考え、銘柄選択が重要と思います。

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