NY市場は東証の暴落など何処吹く風という感じでしたね。
そういえば何年か前に上海総合指数が7%くらい下げた時
東京市場では中国発世界同時株安などと騒がれ一時的に暴落したことを思い出します。
当時の上海市場はまだ未熟で、世界の株式市場に大きな影響を及ぼす筈などなかったのですが
それにも関わらず東京市場は世界のどの市場より過敏に反応し
かなりパニック売りが出たのを憶えています。
恐らくあの時もヘッジファンドが関わっていたに違いなく
農耕民族と狩猟民族の違いをひしひしと感じた出来事の一つでした。
ところで今日の東京市場ですが
買い気配で暫く寄り付かない銘柄が多発しそうな気もしますが
為替が円高に振れていることや週末であること
それに金利の上昇が逆風になることを考慮すれば
終値で半値戻しという水準が妥当ではないかと勝手に想像しています。
ただ昨日の暴落でこれまで比較的慎重だった国内機関投資が買いに回れば
怪我の功名になりそうですが。
本命はやはり外人の注目株(特に昨日NK225で叩き売られた銘柄)や
材料株が中心になると考えるのが順当で
特に金利に敏感なセクターは上下に振られる可能性があるので
仮に買い戻したとしても油断は禁物でしょう。
因みに新興銘柄は必ずしも同じ様に反発するとは限らない気がします。
リバウンドの強弱をしっかり見極めることで人気の度合いを改めて実感出来れば
銘柄を見直す良い機会にもなりますし、案外災い転じて福となすかも知れません。