「アベノミクスだ!」
「 消費税引き上げだ!」
「 住宅ローン減税だ!」
と、何かと騒がしい不動産業
実際は消費税8%になる前に契約してもあまり得にならない場合も色々あるようだが、
それはさて置き。
ともかく、不動産株は既に上がっている。とっても。
買う気はとっくに失せているのだが、
どんな状況になっているのか調べてみた
まずは思いつく いくつかの銘柄を下記にピックアップし、
PER・PBRを並べてみよう
(以下、2013年5月10日時点のみんかぶよりデータ抜粋)
8801 三井不動産
PER:50.96倍、PBR:2.56倍
8802 三菱地所
PER:90.69倍、PBR:3.32倍
8830 住友不動産
PER:41.77倍、PBR:4.01倍
8815 東急不動産
PER:19.02倍、PBR:2.70倍
3231 野村不動産HD
PER:26.36倍、PBR:1.51倍
8804 東京建物
PER:37.95倍、PBR:1.89倍
8803 平和不動産
PER:40.37倍、PBR:1.16倍
3003 ヒューリック
PER:50.23倍、PBR:4.45倍
8935 FJネクスト
PER: 8.49倍、PBR:0.93倍
もちろん、PER、PBRは目安の一つでしかないので妄信してはいけないが、
どれも総じて高いですね
他業種と比べてどうかな?
と思って調べると、東証に良いデータがあった。
(東証より)
http://www.tse.or.jp/market/data/per-pbr/
規模別、業種別PER・PBRの一覧表。
直近の2013年4月末を見ると、不動産業が図抜けて高い…ってわけでもないが、
高めの数字になっている。
PBRでは、単純平均でも加重平均でも業種別でトップ
ん~。
不動産株は過熱ぎみだ
もちろんマーケット・ニュートラル戦法をやる気は起きないが(汗)
あと、いつも思うことだけれど…
PERが100倍、90倍の銘柄について。
利益が急減してしまいPERがそんな値になってしまうのは分かる。
しかし、そうでもないのにPERが3桁になるってことは、理解に苦しむ。
利益がそのうち4倍になるとでも考えないと、割に合わない。
(つまり、とっても有望な成長株だと解釈されているってことだ)
んん~。
やっぱり買う気になれない。
(FJネクストが目立って安いのが気になるが、業績が芳しくないのかな)
さて、以前から持っていた不動産株が1つあるのだけれど、
(何の株かはナイショ!)
この株をどうしてくれよう?
この株も、ご他聞にもれず高PERになり、配当利回りもかなり低い(汗)
もう既に元は取ってあるので、暴落しても損にはならない。
しかし、下落したら損した気分になるのは必至(笑)
ま、下がって当然と考えて放置し、
あまりに上げすぎたら半分売るとしようかな
※念のため書きますが、「不動産株を買うな」とか「売れ」とか主張している訳ではないですよ。
あくまで、熱いので私は傍観しているってだけですからね!