電力10社の2013年3月期連結決算が30日出そろい、福島第一原子力発電所事故を起こした東京電力が6852億円と最も多い税引き後赤字になるなど8社が赤字決算だったそうです。
8社合計の赤字総額は1兆5942億円で2期連続で1兆5000億円を超えたそうです。
円安などの影響で10社合計の燃料費が前期比で約20%増えたことが要因のようです。
同日決算を発表したのは東京、関西、九州、沖縄の4電力で、東北などすでに決算発表を終えている6電力を含め、原発を持たない沖縄と、コストの安い水力発電の比率が高い北陸の2社だけが黒字だったそうです。
九州、関西、北海道、四国の4社は最大の赤字となったそうです。
原発の停止が長引いていることに加え、昨年末からの円安で輸入に頼る液化天然ガス(LNG)など火力発電の燃料費が増えたそうです。
最も燃料費がかさんだのは東電で前期比5016億円増の2兆7885億円、2番目に多かった中部は1538億円増の1兆1948億円、3番目は関電の1430億円増の9198億円だそうです。
10社合計では1兆1301億円増の7兆792億円となり、各社の収益を大幅に悪化させたようです。
今年度末には何社が黒字転換しているんでしょうね。
9501:430円、 9503:1,188円、 9508:1,345円、 9511:3,600円、
9506:1,042円、 9505:1,434円、 9509:1,235円、 9507:1,765円、
9502:1,261円、 9504:1,397円