村さ来など展開の「ジー・テイスト」にのれん代過大計上で課徴金

[TAROSSAさん]

証券取引等監視委員会は、のれん代を過大計上して有価証券報告書に虚偽を記載したとして、居酒屋「村さ来」や回転ずし「平禄寿司」を全国展開する飲食チェーン「ジー・テイスト」に課徴金１億145万円を納付させるよう金融庁に勧告したそうです。

 

監視委によると、同社は平成21年４月に東京都内の飲食チェーンを子会社化した際、のれん代を本来の金額より約10億円高く計上し、同年６月期の四半期報告書で、連結純資産額を約47億円と記載するなどしたそうです。

 

のれん代は、買収額が買収された企業の純資産を上回った場合に生じる差額のことで、資産として計上されるそうです。

 

同社は今回の問題を検討する調査チームを結成、虚偽記載の動機を「対金融機関の観点から損益計算書の内容をよくしたいと思った」などと認定しているそうです。

 

見る人が見ればすぐわかりそうな虚偽をするとは、ばれた後の反響を考えなかったんでしょうかね。

 

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