マツヤ1億8000万円架空計上 粉飾決算 

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2013/02/09 - arama-さんの株式ブログ。タイトル:「マツヤ1億8000万円架空計上 粉飾決算 」 本文: 記者会見して謝罪するマツヤの小山栄造新社長(左)、小山光作新会長(中央)ら=8日午後10時42分、長野市北尾張部のマツヤ本社

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マツヤ1億8000万円架空計上 粉飾決算 

arama-さん
 




記者会見して謝罪するマツヤの小山栄造新社長(左)、小山光作新会長(中央)ら=8日午後10時42分、長野市北尾張部のマツヤ本社


 不適切な会計処理が行われた可能性があるとして、第三者委員会を設置して調査していたスーパーのマツヤ(長野市)は8日深夜、メーカーなど取引先から支払われるリベート計1億8千万円を架空計上していたと明らかにした。業績を実際より良く見せ掛けるため、存在しないリベートを計上する粉飾決算。発覚しないよう、小山光作前社長ら役員3人が私財計6千万円で穴埋めし、隠蔽(いんぺい)を図っていたことも明らかになった。

 弁護士らによる調査委員会の調査結果などによると、同社は2011年2月期から12年3~8月期までの間、仕入れ先から年間の仕入金額や取引量などに応じて支払われる「仕入割戻金」を架空計上。仕入割戻金は「達成リベート」とも呼ばれ、販売促進策として支払われるという。

 同社は同日夜の記者会見で、架空計上の理由について、競争激化で思うように売り上げが確保できない中、利益を確保しなければいけないという認識が強まった、と説明した。

 同社によると、不正とはみられないものの、他にも利益の過大計上や過小計上があり、損益に影響を及ぼす金額は差し引き計6900万円になるという。

 マツヤは同日開いた取締役会で、小山光作前社長が代表権のない取締役会長に、後任の社長に小山栄造取締役が就く役員人事を決定。峯村英雄・代表取締役副社長は辞任した。小山前社長は会長にとどまる理由について「今後の対策や対応を全うする」と述べた。

 同社は、不適切会計を踏まえて2011~12年2月期や12年3~11月期の決算報告書などを13日に提出するとしている。

 同社はジャスダック市場に上場し、長野市の13店舗など東北信地方を中心に県内に計32店舗(12年4月時点)を展開。12年3~11月期の決算報告書を1月15日の期限までに提出できない見通しとなり、大阪証券取引所は上場廃止基準に該当する恐れがあるとして、同9日付で「監理銘柄」に指定した。

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