暁投資顧問さんのブログ
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平成25年2月6日(水) 雑感
ただただ強い日経平均。
日足チャートで見ると僅かな“押し”は形成している。
しかし押しは良くて2日程度で終了。
みんなの株式のTOPページで確認出来る「みんかぶポートフォリオ パフォーマンス」を見れば一目瞭然だが、恐らく市場参加者のパフォーマンスは市場平均を大きく下回っているのではないか?
長年続いたレンジ相場の売買手法は現在の相場にフィットしないのだ。
昨秋の衆院解散発言から、僅か3ヶ月で一気に急騰した日経平均。
買われる株はトコトン買われ、任天堂<7974>のように買われないものはトコトン敬遠される。
今の日経平均のチャートで言えば5日移動平均線を割ったところが“買い”なのだ。
間違っても空売りをする局面ではない。
何も複雑に考える必要はない。株価の適正価値を考える必要もない。
輸出大型株を単に買ってホールドしていれば良かったのだ。
口で言うほどこれは容易くはない。
2007年に天井を付けてから浮沈はあれど5年間冴えない地合が続いた東京株式市場。
上昇に対する懐疑というのはそう易々と払拭できるものではない。
シストレも昨年通用した条件では延々ロスカットを繰り出しているのが現実だろう。
熟々、相場とは生き物だと思う。
変化に適応するか、自分の手法が適応しない相場では何もしないという事が出来なければ一時的にパフォーマンスを上げることが出来たとしても反対相場がやってきた時一気に資産は目減りする。
今は阿保にならねば利益は上げられない相場だが、阿保のままでいては生き残れない。
最終的に勝てる人間は1割、多く見積もっても2割という現実を頭に叩き込んで値動きに乗じたい。
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関連銘柄:
任天堂(7974)
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