速いもので、昨年の骨折事故から11カ月を経過した。人はとかく損得勘定で考えるが、行動が制限され、動けなかった損失は大きい。その分、小説を書くことになってしまった。この事故で分かった事を書く。
1 人は何時、事故に巻き込まれるかわからない。昨年のトンネルの天井板の落板 事故で、亡くなった人。アルジェリア人質事件で亡くなった10人など。
2 人は何時、病気で死ぬかわからない。同級生も、もう何人も、死んでいる。
3 人は今日も、明日もあると思っている。しかし、それが何時、突然終了するかわからない。
4 それでも、人は健康な今が永遠に続くと思っている。間違いであるが思っている。
5 怪我の状況。
背骨のすべり症がまだ有り、直立すると、自然に足が縮んでしまう。この姿勢が楽な姿勢と思う。しかし格好悪い。老人に背中がしゃんと伸びていない状態と同じ。痛みは有り。少しずつ小さくなっているのがわかる。しかし、この先どこまで続くかである。
6 これから先
足の筋肉が弱くなっている。動くことである。こう考えると小説を書いている場合ではないと思う。動け、動け。
こういう風にして人は極端に体力、病気への抵抗力の低下が生ずることがわかる。普段の生活で動くことの重要性を感じる。