JR西日本は、JR大阪三越伊勢丹などを運営する子会社、ジェイアール西日本伊勢丹が、平成24年12月時点で94億円の債務超過に陥ったことを明らかにしたそうです。
JR大阪三越伊勢丹の営業不振が原因で、今後は財務健全化に向けた抜本的な再建策が必要となるようです。
JR西日本によると、ジェイアール西日本伊勢丹の資本金と資本剰余金の合計は180億円だそうですが、累積赤字は274億円に達したそうです。
債務超過になると全ての資産を売却しても債務が返済できず、今後の資金調達も困難になるようです。
JR大阪三越伊勢丹の抜本的な再建策について関係者で協議を進めているそうですが、減資や増資、事業縮小など具体策については言及されなかったようです。
ジェイアール西日本伊勢丹はジェイアール京都伊勢丹も運営しており、JR西日本が6割、三越伊勢丹ホールディングスが4割を出資しているそうです。
JR大阪三越伊勢丹の平成24年4~12月の売上高は229億円で、営業赤字だった前年同期並みに留まっており、業績の改善がなければ、店舗の見直しなど大幅なリストラを迫られる恐れがありそうです。
JR西日本と三越伊勢丹の関係がうまくいってないんでしょうかね。
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