韓国経済崩壊現実化,株と不動産から外資撤退,買支えは年金で?

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韓国経済崩壊現実化,株と不動産から外資撤退,買支えは年金で?

かねてから造船業などで危険説が出ていましたが、それ以外もかなり目立って韓国経済の危険性が報じられるようになってきた気がします。

数年前から、韓国から外資系投資会社が撤退する動きが見られ、
http://japanese.joins.com/article/839/139839.html?servcode=300§code=300
http://www.emeye.jp/disp%2FKOR%2F2012%2F1003%2Fstockname_1003_008%2F0%2F
バンガードは大規模な韓国株処分を公言し実行しています。
http://japanese.joins.com/article/092/167092.html?servcode=300§code=310

さらに不動産市場の危うさもあり、先日はゴールマンサックスやジェネラルエレクトロニクスが不動産投資から撤退です。
http://japanese.joins.com/article/168/167168.html?servcode=300§code=300

それも当然で私が売り予想出しているポスコもふくめて、
http://minkabu.jp/stock/5412/pick/10000000000986751#pw

韓国財閥はソウル・仁川周辺や、釜山周辺で大規模不動産開発などをやっていましたが、
http://toolbiru.web.fc2.com/topic/top-10.06.20.html
それら財閥企業は一転して開発計画キャンセルや、逆に事業のスリム化、キャッシュ確保などの動機から、少なからず不動産の処分を行っているところがあります。

またそういった大型不動産の買い手で目立つのは韓国の年金などであり、公的な買い支えによって不動産市場の崩壊を何とか防いでいるように見えます。
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2013010598558

これらは行き過ぎた開発計画の無理がたたった面もあり、不必要なほどの不動産開発が起こったことを示し、その端的な例は仁川の実質的な破たんでしょう。
すでに事実上破たんする自治体が出てきている中で、その筆頭が主要都市の仁川ですから日本の夕張問題とは比較になりません。仁川は今年、アジアインドア・マーシャルアーツゲームズ(4th Asian Indoor-Martial Arts Games)、来年は2014年アジア競技大会など大規模な国際イベント誘致していますが財政的に実現可能なのかと疑問です。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/36503
一応GCFの誘致が成功したのでこれで仁川と松島も復活のような声もありますが、それだけではたして持ち直せるのか…

また昨年の麗水万博の興業的失敗に加えて、跡地活用の失敗も象徴的です。
http://news.zum.com/articles/4597858
http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=ko&u=http://news.zum.com/articles/4597858&prev=/search%3Fq%3Dhttp://news.zum.com/articles/4597858%26hl%3Dja%26safe%3Doff%26client%3Dfirefox-a%26hs%3DBRy%26tbo%3Dd%26rls%3Dorg.mozilla:ja:official%26biw%3D1366%26bih%3D633&sa=X&ei=1FYDUd-YIsHEkgW1woG4AQ&ved=0CDEQ7gEwAA (日本語訳)

海外からの対韓投資が細っていく中で、財閥は国内固定資産の処分、こういった強烈な売り圧力対して買いの力はほとんどない。


このような自転車操業状態の中、韓国の輸出産業の状況もまた厳しくなってきています。

日本は円安により競争力を回復してきていますし、韓国は難しいかじ取りを迫られるでしょう。
http://japanese.joins.com/article/239/167239.html?servcode=300§code=300

一方ミクロ的な視点でも、個々の韓国企業は知的財産侵害やダンピング(不当廉売)など訴訟問題をたくさん抱えており、特定品目での懲罰的な関税はアメリカやEUから課されているものは少なからずあります。

そういった韓国経済の崩壊が始まったことを私が実感したのはポスコの下げでした。
ポスコは東証外国部に上場しており、ポスコ自体の事業売却とスリム化さらにだいぶ無理しているであろう配当率10%というポスコ自身のそれなりの努力によって株価を維持している部分はあるだろうが、昨年11月からの上昇は、円安ウォン高による為替の都合が大きかったと思う。

しかし金曜日の株式相場ものすごかった。ドル円は円安方向にすすみ91円近辺までつけた。同時に円安ウォン高も進行。
しかし日本円でみても、ポスコの株価は-5.69%の大陰線になった。
今日、この日記で書いた部分不動産崩壊が目前であることもポスコにとってはまずいだろう。自動車・造船・建設資材これらすべての需要は下がる。
ポスコは他国の新興国需要を取り込めればいいが円安ウォン高。
もう終わりだろう。
4件のコメントがあります
  • イメージ
    masa_takaさん
    2013/1/27 14:18
    なるほど、そうなんですね。知りませんでした。韓国を見習えという話は最近までありましたが、急にこういう話が出てくることは意外です。
    中国は気にしていましたが、韓国も気にするようにします。
  • イメージ
    冬山さん
    2013/1/27 16:53
    masa_takaさんコメントありがとうございます!

    中国はなんだかんだ言っても、市場としての魅力を持っていますが、韓国はさほど魅力はないですよね。
    あまりこういう韓国経済が危ういという話が知られていないのも、日本の経済界の韓国に対しての重要度が低いということではないでしょうか。

    韓国の経済の危険性については三橋貴明氏がかなり前から言及されていて、このごろ韓流ブーム押しが終わりかけていることと合わせて、注目度が上がってきているようです。
    http://www.j-cast.com/2013/01/25162806.html


    そういえば、ちょうど一年ほど前まで、日本で上場せずに韓国で上場する日本企業の話や、韓国が大規模工業団地を整備して、優遇政策と合わせて外国(とくに日本)からの生産拠点誘致政策をしていました。

    http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2012031323128
    この東亜日報の記事によると、「日本の部品素材企業とIT企業が核心施設を韓国に置くのは、長期不況と急激な円高、それに電力不足や地震への不安感などで経営環境が悪化」を理由に日本企業の韓国移転が進んでいるとの旨ありますが、

    現在では、以前のメリットがそのままデメリットになりつつあります。現に電力不足と為替が致命的にまずいようです。

    しかも韓国の積極拠点誘致の一方で、現代グループ(うろおぼえ)はホンハイのようなEMSを目指して、ロシア沿海州へ大規模工場計画を進めているようです。


    話を戻しますと、韓国の財閥企業だからといって韓国からどうしても動くことのできない企業は危ないでしょう。

    ポスコも海外拠点設立に力を入れていますが、やはり韓国内の高炉がある点を考えると、他業種の工場が生産調整でライン停止なんてレベルではすみませんし、停止して工作機械を移転なんて無茶ですから、ポスコはあきらかに危ないと思っています。

    私はポスコや韓国の自動車、造船が崩壊することは、今まで苦戦していた日本の鉄鋼・自動車・造船が復活する(まあ自動車は前から強いですが)ところみたいなと思っています。

    生産拠点流出の話とはちょっと違う余談ですが、技術流出リスクの低さや、東アジアのほぼ真ん中なので海運・空運の拠点として誘致を目指している沖縄県の取り組みもなんだか面白そうです。
    http://www.pref.okinawa.jp/zone/

    長文になってしまいました。スミマセン。しかも何が言いたいのかよくわからないコメントになってしまいました。
    あとでまとめなおして日記のほうに書き直します。
  • イメージ
    masa_takaさん
    2013/1/28 08:02
    読みごたえありますね。今後ともよろしくお願いします。
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    冬山さん
    2013/1/28 21:12
    masa_takaさんありがとうございます!そう思っていただけるとは!とてもうれしいです!
    なんかどんどん株と関係な日記になってきていますがご容赦ください...
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