春日部と小田原、食品売り場など改装
2013/1/11 2:02 [有料会員限定]
セブン&アイ・ホールディングス傘下のそごう・西武は3月1日、同社が運営する「ロビンソン百貨店」の2店を「西武百貨店」に転換する。食品売り場などを改装して集客力を高めるほか、ポイントカードを一本化するなどして運営を効率化する。スーパーと百貨店の中間的な位置付けとして1985年に登場したロビンソン百貨店は消えることになる。
転換するのは店舗面積2万7000平方メートルの春日部店(埼玉県春日部市)と、同2万178平方メートルの小田原店(神奈川県小田原市)。2012年2月期の売上高はそれぞれ143億円、138億円。両店とも黒字だが、周辺のショッピングセンターなどとの競争が激しく収益が低迷。アパレルから衣料品が仕入れやすくなる西武百に転換し、販売力をテコ入れする。
改装は2月から段階的に取り組む。食品売り場では都心の大型店で人気の和洋菓子、総菜店など数十店を導入する。またロビンソン独自に展開していたポイントカードなどをそごう・西武に一本化するため情報システムも統合する。改装費用は今春分だけで数億円とみられる。
ロビンソン百貨店は1984年にイトーヨーカ堂などが運営会社を設立。ピークの96年2月期には売上高は709億円あったが、その後は減少基調。店舗数も4店から2店になっている。西武の看板の店舗は3月に15店になる。
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ラッコのつぶやき
ロビンソンの小田原店は僕の家から直ぐ近くなのであった。
藤沢に住んでた頃は昔駅前の一等地に西部があって、そこから僕の家は徒歩2分だった。
西部百貨店もねぇ・・どうなんだろう。