ＡＯＣホールディングス傘下のアラビア石油は、石油開発事業から事実上撤退するそうです。
約100人いる社員の８割を新設子会社に移したうえ、ＪＸ日鉱日石開発に譲渡するそうです。
エジプトやノルウェー領北海で手がけてきた油田開発プロジェクトが難航、新たな権益確保の見通しも立たず、開発事業を続けるのは困難と判断したようです。
アラビア石油の社名は当面存続させ、平成35年まで契約が残るクウェートからの原油の購入・販売事業を継続するそうです。
エジプトとノルウェー領北海の油田権益は近く売却するそうです。
アラビア石油は“日の丸油田”と呼ばれた自主開発油田の先駆けだったが、12年にサウジアラビア、15年にクウェートで立て続けに採掘権を喪失し、技術者の派遣事業を続けながら新たな油田開発を続けたそうですが、エジプトの争乱や設備の不具合などで生産開始の見通しが立たなくなったようです。
残念ですね。
5017：350円、 5020：483円
