サル山の温泉プールに漬かるニホンザル=25日午後、北海道函館市の市熱帯植物園

北海道函館市の湯の川温泉街にある市熱帯植物園のサル山の温泉プールで25日、約100匹のニホンザルが強い雪が降る中、湯船にゆったりと漬かり、あくびや毛づくろいをしながら体を温めた。
園内で湧き出る約65度の源泉に水を足して40度近くに調節。今年は今月1日からプールに引いた。来年5月の連休明けまで入浴させる予定。
函館海洋気象台によると、函館市内では25日朝、氷点下8・3度を記録。熱帯植物園を訪れた観光客らは、近くの木からプールに飛び込む子ザルや、寄り添う親子などをカメラに収めて楽しんでいた。