☀サインは無限大☀(^∞^)☀さんのブログ
ATM550人分不正利用
丸井のATMでスキミング 海外で550人分不正利用
都内4カ所で被害
2012/12/8 14:00
丸井グループのクレジットカード会社、エポスカード(東京)が設置するATMで、利用者のカード情報が不正に読み取られるスキミング被害が発生していたことが8日までに、分かった。磁気情報と暗証番号を不正取得し、偽造カードを作る手口とみられる。海外で550人分のカードが不正利用され、このうち250人分は実際に現金が引き出される被害に遭った。
丸井グループによると、被害が確認されたATMは都内の4カ所で、一部はマルイ店舗に併設されていた。カード挿入口に小型の読み取り装置が置かれ、天井に暗証番号を読み取るためのカメラが設置されていた可能性が高いというが、装置などは見つかっていない。
これまでにカナダと韓国で250人分のカードで現金が引き出され、他にも約300人分のカードで現金を引き出そうとした形跡が残っているという。被害総額は不明で、丸井グループの担当者は「不正取得した情報を基に偽造カードが作られた可能性が高い」としている。
読み取り被害は今年10月から11月中旬にかけての利用時とみられる。他社が発行したクレジットカードでも被害が確認されており、エポスカードは今月6日、この期間に該当するATMでカードを利用した全約5千人に注意喚起の書面を送った。同社は不正発覚後に全ATMを調査し、現在は通常通り使用できるという。同社は今月、警視庁に被害届を提出した。