中央自動車道は東京と名古屋圏、関西圏を結ぶ物流ルートとして活用されていることから、笹子トンネルの事故により物流各社は東名高速道路への振り替えなど代替ルートの選定を急ぐようです。
ただ、年末でお歳暮などの物流が急増する時期にもあたっており、山梨県内の通行止めが長期に及べば渋滞などの影響は避けられないようです。
通行止め区間を迂回するには並行して走る国道20号しかなく、渋滞しなくても1時間は余計にかかり、渋滞すれば2~3時間も覚悟しなくてはならないようです。
引っ越し大手のアートコーポレーションは当面、中央道を利用しなければならない引っ越しの場合、20号に迂回して状況を見極めるようです。
ただ、笹子トンネルの再開時期は見通せておらず、物流大手のヤマト運輸は、通行止めが長期化すれば、対策を検討しなくてはならないとしているようです。
福山通運は甲信越地区への物流には影響が出るとみているようです。
もともと渋滞しやすい神奈川県の大和トンネル周辺や、愛知県の豊川インターチェンジなどでは、中央道からの振り替えによって交通量が増え、大規模な渋滞も予想されるようです。
物流各社はこれを考慮し、運行計画の見直しも迫られるかもしれません。
12月に入ってこれから忙しくなる物流各社にとっては、痛いですね。
早期の復旧が望まれますね。
9064:1,234円、9075:416円