中国 PMI

[アジアさん]

　12月１日（ブルームバーグ）：中国の製造業活動は11月に、前月に引き続き拡大を示した。中国経済は７四半期続いた成長率鈍化の状況から回復しつつあるとの見方を裏付けている。

中国の11月の製造業購買担当者指数（ＰＭＩ、季節調整済み）は50.6に上昇。中国国家統計局と中国物流購買連合会が１日に発表した。ブルームバーグが28人のエコノミストを対象とした調査では50.8（予想中央値）が見込まれていた。10月は50.2だった。同指数は50を上回ると製造業活動の拡大を示す。

ＪＰモルガン・チェースの中国担当チーフエコノミスト、朱海斌氏（香港在勤）は統計発表前に、「中国経済の回復傾向は鮮明だ」と語り、「金融政策は今後、大幅な緩和ではなく流動性の管理に重きが置かれることになろう」と分析した。

英ＨＳＢＣホールディングス とマークイット・エコノミクスが発表した11月の製造業ＰＭＩ速報値は１年１カ月ぶりに50を上回った。改定値は12月３日発表される。

中国経済は前年同期比ベースで７四半期連続で成長率が鈍化してきたが、10－12月（第四半期）は回復が見込まれている。ブルームバーグがエコノミスト29人を対象に行った調査では、国内総生産（ＧＤＰ）は7.7％増（予想中央値）が見込まれている。７－９月（第３四半期）は7.4％成長と、約３年ぶりの低水準だった。

中途半端だねぇ（笑）