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時間が無い(1) 24年9月11日(火)19時58分

(この作品は、書き始めてから、少しずつ変更しましたが、未だこれでよいという段階まで、きておりません。述べ6時間から7時間は、費やしたでしょうか。 いくら書き直しても、しっくりとしたものにならないのです。文才の無さです。しかし、他に書くべきものがあると思いますので、不十分なまま、載せることにしました。長いので、2つに分けてみました。)

 

9月9日の日曜日の夕方、明彦君は、自転車で、モールである「けやきウォーク」に、図書カードを買いに行った。走りながら、この3日間の事を考えた。娘が男の孫2人を連れて、両毛線で初めて前橋まで来たことだった。その間、昨日、今日と新聞も読めなかった。時間があれば、孫の世話をしていたのである。家が狭いので、読もうとすると、孫が寄って来て、遊んでくれと催促し、読んでいるのを邪魔するのである。世話といっても、仮面ライダーで、遊んでやることだった。半分は格闘技である。「やられた。」なんて言うと、喜んでいる。

 

そして、合間を見つけ、お茶碗を洗った。お茶碗や、お皿を洗っているうちは、少しの自分の時ができる。ただ、ひたすら洗っていると、心が落ち着く。よく、仏道の修行や、剣の上達のために、作業を重視するが、ここには呼吸が大きく影響しているのだろう。静かに呼吸しているだけで心の健康には良いという。座禅などの修行は、呼吸法を実践することであり、それが心の安らぎになるのだろう。

 

 2人の孫は元気である。4歳と2歳の男児である。朝から寝るまで、休みという休みが無い。落ち着かず、そこいら中、動きまわる。兄弟でしょっちゅう喧嘩をしたり、遊んだり、部屋中を走りまわったりで、その間、明彦君の処にきて、騒ぐのである。遊んで欲しいとねだるのである。

 

 娘はその間、ゲームにしか関心は無い。振り返ってみると、ゲーム依存症ともいえる。娘婿との離婚話も、お互いに、自分の遊ぶことばかりに没頭し、互いに子供の面倒を最低限のことしか見ようとしない。いや、お互いに、相手に面倒を見て欲しいというのである。

 

問題は、ここから来ている。明彦君にとっては、孫であるが、その孫の親が、子供の面倒をみようとしないのなら、それならば2人とも独身で、一生、暮らすべき事だったのである。問題の根本は、ここから来ている。

 

核家族にとっては、子育ては一大事であり、時間を費やすことであり、労力を要し疲れることであり、相当に大変なことである。たいていの家族の場合、家の中は大変である。部屋は子供が、おもちゃや積木で、めちゃめちゃにするし、壁やら何やら傷をつけるし、落ち着かないし騒がしいし、それが連日である。こんな事なので、サラリーマンの核家庭にとっては、主婦の負担は、日中は、かなりなものになる。自分の時間など、全くないのが普通となる。ここに父親の家庭での育児や、部屋の清掃、庭の手入れなどが、求められるのである。

 

核家族の主婦にとっては、毎日が子育てとの奮闘である。そして孤独であり、相談相手は少ない。大家族ならば、爺さん、婆さんの助言や援助が日常的に得られる。

 

明彦君の子供夫婦の家は、おそらく台所、風呂場は汚いとくるだろう。孫は遊びまくって、部屋をちらかし放だい。一応、洗濯はするが、その後はどうなっているだろうか。これも、洗いっぱなしで、その後はどうなっているのかと思う。

 

娘婿は、着ていた衣類を脱ぎっぱなしで放り投げておくと聞いている。そのために、借家の狭い部屋の掃除が大変だとか聞いているが、聞けば聞く程、呆れるだけで、物の言いようがない。そして時間があれば、テレビでアニメを見ているとか、外でパチンコをするとか、家にいるのがいやで、前橋に来た時などは、わざわざ銭湯に行くとかである。そして家にいる間は、時間があれば、横になって寝ているのである。

 

あるいは週刊マンガかアニメのテレビである。マンガでは、年がいも無いと感ずるが、要するに、家では全て自分の娯楽のために時間を使いたいのである。以前、前橋に来た時に、新聞を見せたことがあったが、ちらりと見ただけであって、それだけだった。娘夫婦の家では、新聞をとっていないと聞く。それ以来、婿には、新聞を渡したくない。もう、無意味である。

 

 

 

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