温泉レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」(福島県いわき市)を運営する常磐興産は、2013年3月期の連結業績予想を上方修正したそうです。
最終損益は15億円の黒字(前期は88億円の赤字)と、従来予想を11億円上回るそうです。
東日本大震災で落ち込んだ施設入場者が大幅に回復し、酒や漬物など地元名産品の販売も伸びるようです。
売上高は前期比53%増の453億円を見込むそうです。
入場者は172万人超と、従来の計画を3割ほど上回るようです。
復興支援の盛り上がりに加え、2月に新ホテルが開業し、2011年3月期(167万人)を上回る見通しのようです。
団体ツアー客から家族連れや若者など幅広い層に顧客が広がってきており、客単価も震災前の水準まで戻り、経常損益も7億円の黒字(前期は22億円の赤字)に転換しそうとのことです。
被災した施設について50億円規模の修復費を計上する見込みで、このうち国などの補助金が約10億円あり、今期の特別利益に計上するそうです。
配当は現時点で未定(前期は無配)だそうです。
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