カゴメは、商品の原料となるトマトを担保に、9月中にも三菱UFJ信託銀行から10億円を借り入れるそうです。
売掛金や在庫を担保とする「動産担保融資」で、運用上の課題やノウハウを蓄積し、将来的には海外の子会社で活用したい考えのようです。
不動産を担保とする融資に依存せず、資金調達の選択肢を広げ、在庫などの資産の有効活用にもなるようです。
青森県の水産加工会社が冷凍サバを担保に融資を受けるなど、中小企業や農業法人が利用することが多く、大企業が利用するのは珍しいそうです。
カゴメのような大企業なら10億円程度の借入れでしたら「動産担保融資」でなくても借りられるような気がしますが、試みとしてはおもしろいですね。