日本航空は、9月19日に予定する東京証券取引所への株式再上場に伴う株式売出しの仮条件が1株あたり3500~3790円に決まったそうです。
これにより、国は最大3100億円の売却益を得る見通しとなったようです。
日航株の96.5%を保有する政府の企業再生支援機構は全株式を売却することで、日航に出資した3500億円を全額回収して国民負担を回避するとともに、売却益も得ることになり、機構は日航への支援も終了するとのことです。
売出し価格は9月10日に、投資家の需要状況を踏まえた上で正式決定するそうです。
仮条件に基づく日航の時価総額は6347億~6873億円で、全日本空輸の6224億円(30日時点)を上回るそうです。
売出し価格は上限に張りつくんでしょうかね。