【東洋経済】ＵＢＩＣ、アップル・サムスン訴訟が刺激

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【東洋経済】
◆押し目買いのＵＢＩＣ、アップル・サムスン訴訟が刺激、事業好望
　ＵＢＩＣ（２１５８、 株価 － チャート － 企業概要 ）は、１７０円安の５２８０円まで下げたものの、押し目買いで５４００円どころまで引き戻しモミ合っている。８月２３日に年初来安値５０００円をつけたあと２７日に５８５０円と急反発していた。今日の調整は再度、下値確認といえる展開だろう。法的紛争・訴訟の際、電子データを収集し解析する事業を展開。「今回、米アップルと韓国サムスン電子の訴訟があったことはグローバル展開する日本企業にとっても他人事ではない。今後、いっそう訴訟は増え電子データ解析ニーズは高まるだろう」（中堅証券）という。昨年秋に続いて今年３月にも連続で株式２分割の権利を落としている。新株売りもほぼ一巡とみられることから、好事業環境も加わって本格的出直りが期待されている。去る、２７日の戻りでは３０日線に頭を押さえられたが、今度、出直れば３０日線を抜いて「買い転換」が予想される。

2012年8月30日 10:17更新