2012年8月21日 11時59分
報道関係者に公開された、東海道新幹線の新型車両「N700A」=21日午前、浜松市のJR東海浜松工場
JR東海は21日、来年2月に営業運転を始める東海道新幹線の新型車両「N700A」を浜松工場(浜松市)で報道関係者に初公開した。ブレーキ性能を高めるなど安全性を強化したのが特長だ。
1編成は16両で全1323席。形は現在主力の「N700系」とほぼ同じだが、側面に「進化した」を意味する「Advanced」の頭文字「A」をあしらった。
車内はトイレと洗面室の照明に発光ダイオード(LED)を用いて省エネを進め、座席のクッション素材は100%リサイクルできるポリエステルを使った。内装はグリーン車、普通車いずれもN700系のデザインを基にしながらも、座席の柄を変えている。