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節目を超えた日経平均

先週の日経平均は心理的な節目として意識されていた9,000円と共に、直近高値の9,136円を越えてきました。9,136円を超えたのは金曜日だったのですが、この時には先物が主導する大きな動きがあり、夜間取引では9,200円に乗せて先週の取引を終えています。
週が明けた昨日は午前中のうちは9,200円近辺でもみ合っていたのですが、為替が円高に向かい始めると値を下げ始めました。ただ、9,150円を下値に反発をし、引けはプラス圏で迎えています。
この後上昇を続ける力を蓄えるためにも一旦もみあいで過熱感の解消があるといいのですが、為替もお盆前から円高是正が続いていましたので、節目を超えたといっても簡単に安心せず、すでに買えた方はトレーリングストップの設定をする、まだの方はあわてて飛びつかないように気を付けるなどの心がけをしてください。
特に、今週から来週にかけてはギリシアが支援を受けるにあたっての査定と首脳会談が予定されていますので、結果いかんによっては市場が大きく動く可能性があります。選挙以降落ち着いているかに見えますが、実際の経済復興状況は芳しいとは言えず、おそらくは査察の結果が悪いことを見越してドイツのメルケル首相も「柔軟な対応をとる準備がある」と発言をしているくらいです。下押しした時にあわてることのないよう準備をしておいた方がいいのではないでしょうか。
今週も先週に引き続きアメリカで住宅関連指標の発表があります。水曜日には中古住宅販売件数、木曜日には新築住宅販売件数が発表される予定です。ここしばらく回復基調が鮮明になってきていますので、今回もこれを確認する形になると思いますが、万が一悪化した場合は株式市場も影響をうけますので気を付けておきましょう。
また、水曜日には前回のFOMC議事録が公開されます。だいぶ株価は戻してきていますが、市場は慢性的に追加緩和を要求していますので、ここで積極的に議論されていたかどうかは材料視される可能性はあります。とはいえ、ここで時々書いている通りに簡単に緩和策を打てる状況ではない(もう使える手立てが少ない)状況のため、おそらく積極的に緩和を推した委員は少なかったのではないかと考えられます。市場もこれを折り込んでいるはずですので、おそらく今回の議事要旨は市場に対してさほど大きな影響を与えることはないでしょう。
日本ではお盆が明け、世界的にも夏季休暇を終えて金融機関や要人が動き出すタイミングです。今週以降はまた大きな動きが出てくる可能性もありますので、休みの空気を振り払って市場動向を観察していきましょう。
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