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映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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9000円回復

しばらく仕事が忙しく更新をさぼっていたがようやく日経平均は9000円を回復。終値は9,092.76+167.72。基準線、転換線の上で、頭を抑えられていた雲の上限8965を突破。ボリンジャーはプラス2σでバンドが広がっている。MACDは9日にゼロラインを上に抜けている。目先は、どの指標も上昇基調となっている。ただし出来高はまだ細く、週足はなお基準線9247の下で雲の中、中期の基調転換にはいたっていない。


 


一方月足でみると、日経平均は2007月と2009月を頂点とする巨大な三角持ち合いの中にある。まだ基準線、転換線の下で煮詰まりつつあるものの、煮詰まりきるには数ヶ月から最長半年かかってもおかしくはない形だ。9600円あたりを突き抜けてこないと、長期の基調転換にはならない。このあたりでなお頭を抑えられてしまう可能性もある。


 


ダウは、13,250.11+85.33基準線、転換線、雲の上で、ボリンジャーはプラスシグマの上。目先の上昇基調を維持しており、週足も基準線、転換線、雲の上で、ボリンジャーはプラスシグマの上で上昇基調。さらに月足も基準線、転換線、雲の上で、大きな三角持合を上に抜け出している。つまり長期中期、短期とも勢いはそれほどないが、堅調。


 


両者の違いは、為替の動き―その背景となる米国債の金利の動向が影響していると思われる。ドル円のチャートは、79.33日足では、戻してきて雲につっかけ、基準線 転換線の上 ボリンジャー プラス2σの近辺 MACDは上昇。ただし週足、月足は依然として基準線、転換線の下。


 


その背景になっているのはアメリカの10年もの国債の金利の動きであろう。1.4%をボトムに1.6まで戻してきており、目先は基準線、転換線、雲の上で上昇基調。ただし週足はなお基準線の下で、月足も基準線、転換線の下。


 


つまり、アメリカの経済指標―先週の雇用統計や消費、住宅指標は良好で、ダウはおそらく期待を先回りして堅調であり、経済の実勢をあらわす金利も目先は上昇しつつある。だがなお金利の上昇とそれを反映したドルは、中期、長期の基調転換にはいたっていないという状況。やがてアメリカの景気の一段の回復が、金利を押し上げて中長期の節目をぬいてくるようになれば、日経平均も中長期の節目を抜けるのではないかと思うが、まだその力はないかもしれない。

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