シャープ、最大数千人規模のリストラ検討

[arama-さん]

　業績不振が続く家電大手のシャープは、早期退職者の募集などで最大で数千人規模の人員削減策を検討していることが明らかになりました。

　シャープは、液晶パネル事業や太陽電池事業の不振などでことし４月から６月期の決算で純損益が１０００億円規模の赤字となる見通しが強まったことで、最大で数千人規模の人員削減策を検討していることが明らかになりました。国内や海外の工場などから早期退職を募集する方針で、近く労働組合との協議に入る模様です。シャープが大規模な人員削減に踏み切るのは初めてのことです。

　同時にシャープは資産の売却や集約を進め、堺工場の土地や東京支社のビルなどの売却を検討しているとみられています。（24日16:48）