変な世の中だけれど ２４年７月２０(金）２２時０８分

[堅実さん]

　７月になり、いよいよ熱い夏がきた。常にくる夏だが、明彦君には、つらい夏になる。それは何と言っても、背骨の骨折時に、背骨の軸が水平方向にずれて、この回復がどこまでになるか、未だ予想がつかないからである。

 

　せめて、あるサイトの会員に、「ぞーっ」とする話でもと思って、昨年の夏に思いついた「広瀬川の幽霊」を載せてみた。出来ばえは、今一だが、しかし、何となく怖いかもしれない。

 

　午後になり、何時も幻滅する、つまらん女房の車で、ベイシア電器に行き、冷蔵庫を購入した。１３万であった。今使っている冷蔵庫でも、故障はしていないし、ちゃんと使えるが、容量が小さいので、１階に収まりきれないものは２階の小さな冷蔵庫に保管し、それをまた、１階の冷蔵庫に入れ替えるという使い方をしていたが、やはり手間がかかるのである。

 

　ベイシア電器、その隣のベイシアに行っている間、次第に背中が痛くなる。どうもこういう痛みの有る時は、よい考えが出てこないが、これも自分の人生だと思っていた。それと、回復するには、月日を要するが、リハビリを兼ねて、ある程度無理して動かなければと思っている。

 

　ベイシアの買い物客を見渡すと、誰でも、疲れたという表情で買い物をしている。食品の扱いが多いので、若い人は少なく殆どの人が中年以後である。１，２歳の幼児を買い物用のカートに乗せてくる若い主婦もいるが、どことなく疲れていると感じる。不景気のためか、暑さのためか。

 

よたよたとした足取りで、駐車場の車に戻り、その後、スギ薬局でゴキブリ取りを買った。普段、ゴキブリは見たことは無いのだが、昨日かその前か、どこからか、侵入してきたのである。

 

家に帰りすぐに、少し横になり、パソコンを点けてみる。様々な情報が得られるが、悪い情報ばかりが目につく。今日は生活保護世帯で医療費の無駄使いのニュースである。世の中、不景気であるのに、生活保護は医療費を払わず、そのために、どんどん医療を受け、投薬もどんどん受け、それが、財政を圧迫しているのである。

 

見ていると疲れちゃったな。次から次へと、こんな、どうにかしなければならない内容ばかり。昨日は中学２年生のいじめが原因で自殺したらしいニュース。人間はどこまで、悪く、意地悪で、身勝手で、わがままなものかと、まあ、こんなニュースばかりである。

 

もともと、人は悪くて嘘はどんどんつき、犯罪を隠し、身勝手なものが自然の姿らしい。政治は政治で、要らない八ツ場ダムを建設するという、財政再建どこ吹く風である。自然を壊し、その場の幸せばかり、追求していると感じる。そしてそのつけは先ほどのベイシアの幼児の未来にかかるのである。

 

まあしかし、自分はどんどん、衰えていく。きりが無い。しかしだ。こんな変な狂った世の中に、その考えをぶつけてみるのも、またそれはそれで、一法では。

 

（これは、７月１５日の作品です。出来が良く無いので、この手のものは、載せないと、思っておりましたが、しかし、人によっては、面白いかもしれません。まあ、思っているように、つまらないかな。）

 

（そうだよ、明彦君、見ていて、それこそ、いやんなったよ。）