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日本市場は目先下落転換の可能性

先週の日経平均は連日の下落となりました。金曜日にはかろうじて上昇に転じたものの、+4円という実質ほぼ変わらずの動きでした。日本市場が引けたあと、アメリカ市場は+200ドルと大幅上昇しましたが、月曜日の欧米市場は総じて軟調だったため、連休明けの日経平均にはあまり大きな上昇は期待できなそうです。
市場にはさほど悪いニュースが出てきているわけではないにもかかわらず、市場はずるずるとした下落がつづいており、あまり良い雰囲気ではありません。欧州問題はそれだけ根が深いということなのですが、それだけではなくアメリカや中国でも景気の減速懸念が出てきており、急激に大きな下落がなかったとしても長期的に弱い動きが続くと見た方が良さそうです。
またアメリカではかつてないほど失業率の低迷が長期化していてこれも株式市場にとって重荷となっていますが、失業率は大統領の支持率に直結するため、11月のアメリカ大統領選に向けて対策が打たれる可能性があり、ここに向けて一度指数が回復、あわせて株価も上昇するというシナリオも想定しておいて損はなさそうです。
テクニカル的には先週の下落で日経平均のの終値が25日、75日、200日移動平均を全て下回っており、まもなく75日移動平均線が200日移動平均線をデッドクロスしそうです。このため、目先の動きも下落に転換したと見て良さそうです。ただ、8,300円には6月の頭にも下落を止めた(若干オーバーランしましたが)中期トレンドのレジスタンスラインがありますので、またここを目処に反発してくる可能性も視野に入れておいた方が投資タイミングを取りやすいでしょう。
先々週はECBによる利下げとアメリカの雇用統計、先週は日本の政策金利決定会合と大きなイベントが続きましたが、今週は比較的静かな週で、水曜日と木曜日にアメリカの住宅関連指標の発表が予定されているくらいです。その他にカナダ、イギリス、南アフリカの中央銀行でも政策金利の発表がありますが、いずれも株式市場にとってはあまり大きな影響は出なそうです。
今週のような週は欧州各国の国債利回りや格付け会社からの発表が比較的材料になりやすいので、bloomberg等でチェックしておくと良いでしょう大きく動いたときには私たちもfacebookでリンクをシェアしたいと思います。
最後に余談ですが、MDRの各種トレーディング講座で講師を務める芝一樹がブログを始めました。トレーディングについて日々考えていることや、ポジションを建てた場合にはリアルタイムで書き込みますので、ご興味のある方は是非ご覧ください(右のカラムの一番下にリンクがあります)。
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