巨大な自動演奏オルガンなどを使い、宮沢賢治ゆかりの曲を披露したコンサート＝六甲オルゴールミュージアム
宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」の世界をアンティークのオルゴールや映像で表現する特別コンサートが７日、灘区六甲山町の六甲オルゴールミュージアムで始まった。
１９８５年に上映されたアニメ映画「銀河鉄道の夜」の場面を投影し、賢治ゆかりの４曲を紹介。賢治が作曲した「星めぐりの歌」などがディスクオルゴールや手回しオルガンで演奏されたほか、賢治が愛したドボルザークの交響曲が、同ミュージアム最大の自動演奏オルガンを使って披露された。
母、祖母と訪れた稲美町の小学５年の男子児童（１１）は「（自動演奏オルガンは）初めて聞き、胸にすごく響いた。音と映像の両方に感動した」と目を輝かせていた。
コンサートは１回約１５分間で、１日に計７回。９月２日まで（無休）。入館は一般千円。同ミュージアムＴＥＬ０７８・８９１・１２８４
